創業明治元年 鳥善

明治元年。

徳川家に料理人として仕えていた
初代伊達善吉が、
浜松仏称浄鏡院
(現在の浜松市中央区鍛冶町)にて、
鳥料理の店「鳥善」を構えます。

鳥善の歴史は
ここから始まりました。

現在も変わらぬ味で受け継がれる
名物・鳥味噌鍋は、
この時考案されたものです。

佐鳴湖畔に築かれた
迎賓の舞台

昭和38年、創業100年を節目に本店を閑静な佐鳴湖畔へ移転。

純和風建築の粋を凝らした数寄屋造りの佇まい、
雄大な湖の情景とともに供される美食は、
皇室をはじめ、各国の主賓、各界の著名人など、多くの人に愛され、
俳人・山口誓子、詩人・サトウハチロー、作詞家・清水みのるなど、
粋を好む稀代の文人墨客には執筆の舞台としてもご利用いただきました。

日々の喧騒から離れ、美しさに抱かれたこの場所に足を運ぶことは、
当時の人々にとって日常を忘れられる小旅行のような感覚だったことでしょう。

人を迎え、心をほどき、語らう時間。
その中心には、いつもひとつの料理がありました。

「鳥味噌鍋」

一五〇年以上もの間、

愛され続ける理由

変わらない温もりと
新しいかたち

創業から150年を迎えた現在、
鳥善は老舗料亭からフレンチレストランへとその歩みを変えました。
ただ、創業当時に考案されたこの「鳥味噌鍋」だけは、
時代が移り変わっても変わらない“人をあたためる味”として、
今も受け継がれ、多くの人に愛され続けています。

美味しい料理と、いつ訪れても家族のように温もりあるおもてなし。
その時代を生きる人に、ここでしか出逢えない感動と美しさを。

そんな存在であるために、私たちの努力と挑戦は続きます。

鳥味噌鍋は
「煮詰まれば煮詰まるほどおいしくなる」と通は言います。

玉ねぎがクタクタになるまで煮込むと、
玉ねぎから出る水分と甘みが味噌のカドを取り、
最後にはシチューのようにトロリとした濃厚な質感に変わります。

明治時代から変わらず受け継がれた特性味噌。
深みのあるコクと、甘みが特徴です。
煮込めば煮込むほどおいしくなる豆味噌で
具材から出る旨味と合わさることで完成する
唯一無二の濃厚な味わいが
今もなおファンを惹きつけています。

愛され続ける理由

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一子相伝の伝承味噌

具材は、鶏肉と玉ねぎのみに絞ることで
具材そのものの力が際立ちます。

煮込むほどに玉ねぎの甘みがほどけ
鍋の中でゆっくりと溶け合い
味噌と鶏の旨味が、静かに調和していきます。

愛され続ける理由

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極めてシンプルな具材構成

鶏肉は、脂の乗った「もも肉」だけでなく
食感の異なる部位を組み合わせることで
煮込むほどに脂が味噌に溶け出し
濃厚スープへと進化するよう計算されています。
味噌の強い味に負けない、鶏本来の「弾力」と
「力強い旨味」を重視して選ばれた銘柄鶏です。

愛され続ける理由

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鶏の旨みを重ねる

鳥善が守ってきたものは何か
それはレシピそのものではなく
どんな気持ちで向き合い、
誰のために仕立てるのか。
味ではなく、姿勢を継ぐこと。
それが鳥善の考える、継承のかたちです。

愛され続ける理由

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向き合い方を受け継ぐ

鳥味噌鍋のご提供について

鳥味噌鍋は、現在も鳥善のレストランにてお楽しみいただけます。
湖畔の空間とともに味わう時間は、創業から受け継がれる“迎える心”を感じていただけるひとときです。

また、その味を遠方の方にもお届けできるよう、「一水庵」として仕立て、ご自宅へお送りしています。

鳥善の空間で。あるいは、ご自宅の穏やかな時間の中で。
それぞれの場所で、鳥味噌鍋の温もりをお楽しみください。

  • 鳥善のレストランで味わう

    レストランでのお食事をご希望の方は、お電話
    またはレストランサイトよりご予約ください。

  • 一水庵のお取り寄せで味わう

    ご自宅でのお食事や贈答品をご希望の方は、
    一水庵サイトより商品の詳細をご覧ください。

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