明治元年。
日本が現代日本としての第一歩を踏み出した時から「鳥善」の歴史は始まりました。
浜松仏祢浄鏡院(現在の浜松市中央区鍛冶町)にて、西洋料理店と鳥料理店を開店。
現在も変わらぬ味で受け継がれる人気名物・鳥味噌鍋は、この時考案されました。

昭和38年、創業100年を節目に、本店を中心街から閑静な佐鳴湖畔へ移転。
純和風建築の粋を凝らした数寄屋造りの佇まいは、平成3年に第1回浜松市都市景観賞を受賞致しました。

今日に至までの間には、高松宮様、秩父宮様、常陸宮様御夫妻、高円宮様をはじめ、大使公使、政界、財界、各著名人の方々に御来店の栄を賜り、お褒めの言葉を頂いております。

また、こだわり抜いた究極の美味と自然豊かで静かな環境は、山口誓子氏、サトウハチロー氏、清水みのる氏など、粋を好む文人墨客にも愛され、執筆の舞台としてもご利用いただきました。

現在は、老舗料亭としての誇りと伝統を踏襲しながらも、常に時代の先を見据える目と世界レベルの価値観を持ち、さらに昇華する新たなる「鳥善」を目指し、屋号もTHE ORIENTAL TERRACEと変え、日々努力致しております。

日本料理の伝統を守りつつも、和の世界を超越した斬新な世界料理のご提案。
レストランや婚礼施設の計算し尽くされた「美」の空間構成や、環境との完璧な調和、そして融合。
鳥善流美学の粋を極め、妥協のない信念のもとに想像される、新たなる美空間。

これからも老舗「鳥善」は「THE ORIENTAL TERRACE」として革新と進化のための挑戦を続けていきたいと思います。